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【第103回】名古屋臨海鉄道大人向けツアーレポート③~興奮の乗車体験と実演~

充実の車掌車乗車体験

名古屋臨海鉄道大人向けツアーレポート、もいよいよ3回目。
信号所での扱い見学と外での撮影を終え、いよいよヨ8000車掌車に乗車します。乗車位置は参加者同士で相談し、私はホキ9500が見える方を陣取りました。ホキ9500は車両の高さが低いため、後ろに連なるタンク車もよく見えます。

後方車両の連結後はタンク車が良く見える位置をキープし、ヨ8000ならではの2軸車サウンドに酔いしれながら、体験乗車を堪能したのでした。

心が満たされたところで昼食タイム。親子ツアーのときと同様、今回も松阪駅で駅弁を販売する新竹商店さんの「元祖特撰牛肉弁当」の名古屋臨海鉄道掛け紙バージョンをいただきました。新竹社長「ぴーちゃん」そして愛娘「みーちゃん」のお二人による、駅弁や名古屋臨海鉄道とのご関係などを伺い、お弁当を美味しくいただきました。
同じ建屋ではモデラーとしても知られる名古屋臨海鉄道吉田社長をはじめ社員の皆様による鉄道模型の展示や保線用の工具展示なども。

充実の展示・実演メニュー

昼食と休憩を終え、午後からは車両区に移動。機関車の展示や重連総括エンジン始動実演などが行われました。名古屋臨海鉄道が所有するND552形機関車が7号車から10号車まで番号順にずらりと並ぶ姿は壮観!トラブルを避けるため、機関車から離れての撮影時間、そして車両の側まで寄って撮影や見学ができる時間がしっかり分けられていたあたり、さすがです。

重連総括エンジン始動実演は、説明の声が汽笛やエンジン音で聞こえなくなるため、名刺サイズの実施順序表が手渡されました。
①機関車のジャンパ線接続
↓(汽笛共鳴!!)
②後部機関車(笠寺方)エンジン2機共始動!
↓(汽笛共鳴!!)
…といった形で書かれているため、今何の作業を行っているかが一目瞭然。ちなみに裏面は「ND552形 総括重連実演参加証明書」と書かれ、車両の写真も印刷されていました。手間とアイデアの勝利です。