【第113回】コンテナ荷票に書かれた四桁の数字、貨物取扱駅コード【後編】

電話口で始まる、駅コードの抜き打ちチェック
前回ご紹介した、貨物取扱駅コード(以下、駅コード)。帳票としてのコンテナ荷票は廃止になりましたが、今も通運間のやりとりなどで駅コードが記載された荷票がささったコンテナを見かけることもあるかと思います。
駅コードは、コンテナの輸送予約をとるためIT-FRENSでも利用されます。急いで予約を取らなければならない場面も多く、実務として多くの駅コードを記憶している通運担当者やJR貨物関係者は少なくありません。
私が多治見通運に入社した際、よく突然始まったのが、駅コード当てクイズ…というと柔らかな感じですが
「お電話ありがとうございます、多治見通運の小倉でございます」
「…1012」
「…!?…おっ、帯広!」
のような、上司からの抜き打ちチェックでした。
こういった問答なども経て、多くの駅コードを覚えたんですと、JR貨物のとある方に申し上げたら、お電話をすると必ず4桁の数字を言われるようになりました。それだけ駅コードは、鉄道貨物輸送に携わる者にとって、身近かつ重要なものです
四桁の数字への思い入れ
廃止駅にも駅コードがあります。個人的には2013年に営業を終了した梅田貨物駅に思い入れがあるため、過去にJR貨物さんが即売会で梅田貨物駅の駅コードが書かれたコンテナ荷票を販売された際には、私も買い求めました。紙一枚ですが、手に取ると当時の風景や、駅のざわめきまで思い出される、大切な一枚です。
駅コードは千番台がエリアを指し、1が北海道、7が四国、9が九州というように地域で分かれています。2は主に東北地方が該当し、たとえば郡山貨物ターミナル駅は2405、秋田貨物駅は2241となっています。そして盛岡貨物ターミナル駅の駅コードは2018。実は2018年の年賀状を、盛岡貨物ターミナル駅からの写真にしようかと目論んだのですが、都合が合わず断念。現存する駅コードとしては2034の八戸貨物駅までお預けとなりました。こうして数字をきっかけに、次の訪問先を考えてしまうのも、貨物に関わってきた者の性かもしれません。











