鉄道コンテナ輸送のイメージ

環境にも、コストにも、
未来にも優しい
物流ソリューション

鉄道コンテナ輸送は、企業の物流ニーズに応えるだけでなく、地球環境や社会全体の課題にも配慮した輸送手段です。
私たちのサービスは、スピーディで効率的、かつ信頼性の高い輸送を実現し、お客様のビジネス成長を力強くサポートします。

whats 鉄道コンテナ輸送とは

鉄道コンテナ輸送のイメージ
JR貨物の鉄道とトラックを組み合わせ、集荷から配達先まで
一気通貫で輸送するドア・ツー・ドアのサービスです。

北海道から沖縄・離島まで、全国どこでも輸送が可能です。

working 鉄道コンテナ輸送の仕組み

効率と信頼性を両立した物流ソリューション

鉄道コンテナ輸送は、鉄道車両を活用してコンテナ貨物を効率的かつ確実に運ぶ物流手段です。その仕組みは、複数の輸送モードを組み合わせることで、柔軟で経済的な輸送を実現しています。ここでは、鉄道コンテナ輸送の流れや特徴をご紹介します。

  1. 01

    荷主からの貨物受け取り

    輸送プロセスは、荷主企業様からの貨物引き取りから始まります。

    荷主からの貨物受け取りイメージ

    ドア・ツー・ドア輸送

    荷主の指定した場所で貨物をピックアップし、最終目的地まで一貫して輸送します。トラック輸送と鉄道輸送を組み合わせることで、効率的な物流を提供します。

    多様な貨物に対応

    鉄道コンテナは、日用品や工業製品、食品、危険物など、幅広い種類の貨物に対応可能です。

  2. 02

    コンテナ積載と鉄道駅での処理

    次に、貨物は鉄道輸送用のコンテナに積み込まれ、最寄りの鉄道貨物駅に運ばれます。

    コンテナ積載と鉄道駅での処理イメージ

    標準化されたコンテナ

    鉄道輸送用コンテナは、国内外で統一された規格を持ち、積み替え作業を効率化します。

    鉄道貨物駅での迅速な処理

    貨物駅では、クレーンやフォークリフトを使ってコンテナを貨物列車に積載します。貨物駅のプロフェッショナルなスタッフが、迅速かつ正確に作業を行います。

  3. 03

    鉄道による輸送

    貨物列車に積載されたコンテナは、全国の鉄道網を通じて目的地に向かいます。

    鉄道によるコンテナ輸送イメージ

    全国を網羅する鉄道ネットワーク

    日本の鉄道網は、主要都市間を効率的に結び、大量の貨物を長距離で輸送するのに適しています。

    定時性と信頼性

    鉄道輸送は、渋滞や天候の影響を受けにくいため、スケジュール通りに貨物を届けることができます。

    環境負荷の低減

    鉄道は、トラックや航空輸送と比較してCO2排出量が少なく、環境に優しい輸送手段です。

  4. 04

    到着地でのコンテナ取り扱い

    目的地に到着した貨物列車から、コンテナが降ろされます。

    到着地でのコンテナイメージ

    効率的な荷役作業

    専用の設備を使い、コンテナの荷降ろしをスムーズに行います。その後、貨物はトラックに積み替えられ、最終目的地へと運ばれます。

    リアルタイム追跡

    ITを活用し、貨物の位置や状態をリアルタイムで確認できるため、輸送中も安心です。

  5. 05

    貨物の納品とアフターフォロー

    最後に、荷主が指定した場所に貨物を納品します。

    貨物の納品とアフターフォローイメージ

    確実な納品

    鉄道輸送の定時性により、納期厳守が求められる物流でも信頼されています。

    アフターフォローの充実

    輸送が完了した後も、トラブル対応や次回の輸送計画のご相談など、万全のサポートを提供します。

Reason 多治見通運の
鉄道コンテナ輸送が
選ばれる理由

  • ご依頼から実施まで、スピード対応

    お問い合わせへのご返信は、15時までの場合は当日中に、15時以降の場合は翌営業日の午前中にご連絡いたします。専任の担当者が丁寧に対応し、大手にはないスピーディーさで貴社の荷物を運びます。

    ご依頼から実施まで、スピード対応のイメージ
  • 物量変動にも柔軟に対応

    「突然荷量が増えてしまった」そんなイレギュラーな場合もお任せください。緊急の物量変動にも柔軟に対応し、必ずお客様のお荷物を確実に運べるよう尽力します。

    物量変動にも柔軟に対応のイメージ
  • 保管・流通加工・輸送まで
    ワンストップで対応

    自社倉庫を保有しているため、保管から流通加工、輸送まで一気通貫で物流サービスのご提供が可能です。窓口が一元化されるため都度依頼する手間がなくなり、物流コストの削減にもつながります。

    保管・流通加工・輸送にワンストップ対応のイメージ

point 鉄道コンテナ輸送のメリット

  • 01

    輸送コストの削減効果

    物量に応じた料金設定のイメージ

    鉄道コンテナ輸送に切り替えることで、燃料や人件費などの社会的コストの削減が可能となり、スケールメリットを最大限に活用することができます。集荷・配達のルート改善や荷役作業の効率化など、物流の最適化を推進することで、全体的なコストの削減に貢献します。

  • 02

    CO2排出量の削減により環境負荷抑制

    全国へ配送可能のイメージ

    鉄道輸送は、営業用トラックに比べてCO2排出量が約1/11と大幅に低く、CO2排出量の削減に貢献します。また、鉄道のエネルギー消費量は営業用トラックの約1/8。エネルギー消費の削減にも寄与しています。さらに、交通渋滞の解消が見込まれ、温室効果ガスの排出削減が進み、地球温暖化の防止と低炭素型の物流体系の構築が実現できます。

  • 03

    大量輸送や長尺もの・重量物に対応

    多頻度、小ロットに対応のイメージ

    大手路線会社に敬遠されがちな長尺物など特殊形状のお荷物や大型機械などの重量物も多治見通運におまかせください。お客様の商品の特性にあわせた積み込みを行い、安全確実に配送先までお届けします。

  • 04

    商品破損リスクの低減

    多頻度、小ロットに対応のイメージ

    トラックの長距離輸送では、どうしても積み替え回数が多くなり、商品を破損するリスクが高まってしまいます。鉄道コンテナ輸送なら、積み替えが発生しないため、運搬時に起こる商品事故のリスクを最小限に抑えることが可能です。

こんな場合におすすめ

  • 中長距離間輸送の運送コストを、
    できる限り削減したい!
  • 輸送中の破損リスクを軽減し、
    安定輸送を実現したい
  • 物流の2024年問題に備え、
    トラック以外の輸送手段を確保したい
  • 環境対策の取り組みとして、
    モーダルシフトを進めたい

お客様の声 voice

  • 荷役機械
    製造メーカー様

    安定した輸送品質の確立と
    コスト削減に成功しました

    以前は大手路線会社に依頼していましたが、運賃の高騰に悩んでいました。鉄道コンテナ輸送へ切り替えたことで、繁閑差に左右されない安定した物流網を確立し、トラック輸送時よりも物流コストを削減することができました。

  • 食品卸メーカー様

    輸送、物流加工、倉庫保管を
    一貫してお任せできました

    輸送はもちろん、物流加工や倉庫保管まで一貫して対応していただける、当社に欠かせない物流パートナーです。緊急のイレギュラーな要望にも迅速かつ柔軟に対応していただき、いつも大変助かっています。

鉄道コンテナ輸送の事例

Case Study
鉄道コンテナ輸送の事例イメージ

鉄道コンテナ輸送への
切り替えで
コスト削減と
業務負担を解消

輸送区間
全国・愛知県
貨物内容
輸入食品原料

海外からの輸入食品原料を商社経由で仕入れ、自社商品として製造されているY社様。これまで国内各地の保税倉庫から愛知県内の自社工場までの原料輸送にトラック輸送を利用されていましたが、長距離輸送コストの削減と車両手配の負担軽減を課題としておられました。その際に鉄道コンテナ輸送を知り、輸送方法を切り替えられました。

鉄道コンテナ輸送では、保管倉庫からの原料調達から、全国を網羅する鉄道網を活用して製造工場の最寄り貨物駅まで輸送。その後、工場までの配送を一貫してサポートしました。このワンストップサービスにより、長距離輸送コストを削減し、車両手配の負担を軽減。Y社様が主業務に集中できる環境を提供しました。

さらに、Y社様が製造された製品の輸送にも鉄道コンテナ輸送をご活用いただき、安定した製品供給の実現にも貢献しています。

電話1本、荷渡指図書(D/O)発行のみで鉄道輸送を手配

車両手配の手間を軽減し業務ルーティンを簡潔にすることで、スピーディに対応が可能になります。また業務の簡潔化により社内での輸送業務の属人化を防ぐことができるようになり、個人依存による業務進捗の低下を防ぐことができます。


製造工程に合わせた原料納入で工場内スペースを有効利用、製造効率向上と品質アップ

トラック輸送から鉄道コンテナ輸送に切り替えたことで、安定した輸送による原料の供給が可能に。原料到着と製造工程とのタイミングを調整できるようになったことで、製造現場での業務効率向上・品質アップに貢献します。

Qよくある質問

鉄道コンテナ輸送の料金体系はどのようになっていますか?

貨物列車で輸送するための鉄道運賃(オンレール部分)と、コンテナに積み込まれた荷物の集荷からコンテナ貨物駅までのトラック輸送にかかる配送料と配送先最寄りのコンテナ貨物駅からのトラック輸送にかかる到着料(オフレール部分)を含むトータルでの運賃をお見積もりいたします。

送料は荷物の重さや距離に基づいて計算されるのですか?

オンレール・オフレールともに貨物の種類やコンテナの大きさ、輸送距離により料金が決定されます。

鉄道コンテナ輸送の平均的な配達時間は?

配送にかかる日数の目安は以下の通りです。
北海道地区(3日目〜4日目)
新潟地区、関東地区、東北地区(翌日〜3日目)
関西地区(翌日)
四国地区(3日目〜4日目)
九州地区、中国地区(翌日〜3日目)
沖縄本島(6日目)

運送スケジュールの変更は可能ですか?

運送スケジュールの変更は可能ですが、列車の空き状況によりご要望にお応えできない場合があります。変更・キャンセル料が発生する場合もありますので、詳細はお問い合わせください。

荷物の追跡はどのように行われますか?

JR貨物のIT-FRENSシステムを利用してコンテナ現在地のリアルタイム提供を行っております。

鉄道コンテナのセキュリティ対策はどのようになっていますか?

集荷したコンテナに封印施錠を行い、配達先で開錠します。貨物駅は部外者の新入が困難な場所を利用しており、安全性が高いです。

利用可能な鉄道コンテナの種類は?

積載する内容により、以下のコンテナが利用可能です。
12フィートコンテナ:長さ 3,647mm × 幅 2,275mm × 高さ 2,252mm、最大積載 5 t
31フィートコンテナ:長さ 9,245mm × 幅 2,350mm × 高さ 2,210mm、最大積載 13.8 t
20フィートコンテナ:長さ 6,007mm × 幅 2,328mm × 高さ 2,178mm、最大積載 8.8 t

特殊な貨物や要件に対応するための特殊なコンテナはありますか?

冷凍コンテナや冷蔵コンテナなど、温度管理が必要な貨物に対応する特殊なコンテナがあります。

荷物が損傷した場合の対応策はありますか?

損傷の原因を確認し、荷主様へ連絡し迅速に対応します。

鉄道コンテナ輸送を予約する手続きはどのようになりますか?

電話でご連絡いただき、FAX送信にて手配書を送付いただきます。手配完了の確認は返信にて行います。

荷物に関する連絡方法や営業時間は?

日・祭日を除く8:30〜17:30の営業時間内に、お電話にてお問い合わせください。メールでも受付いたしますが、返信にはお時間をいただく場合がございます。