【第112回】コンテナ荷票に書かれた四桁の数字、貨物取扱駅コード【前編】

タム2920社章取付式と、特別展示の新品コンテナ
皆様、明けましておめでとうございます。2018年から連載を開始し、やわやわと通運の楽しさをお伝えしているこの連載も、前回ぞろ目の111回を迎えました。引き続き、通運目線での鉄道貨物輸送の魅力などをたっぷりお届けしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
毎月第一日曜日は、三重県いなべ市にある貨物鉄道博物館の開館日です。12月7日、2025年最後の開館日に、タム2920タンク車塗装修復完了社章取付式が行われ、私は司会を務めさせていただきました。
この日は日本石油輸送「JOT」の社章を取り付けるということで、日本石油輸送さんがいらっしゃったほか、特別展示として、名古屋臨海通運さんがコンテナ2個積みのトラックで登場!両社の物販ブースも大賑わいでした。
私もタム2920前で、貨物鉄道博物館さんのイメージソング「貨鉄博へようこそ」を初披露。そしてトラック上のコンテナ内でも歌わせていただき、記念の一日となりました。
さて、特別展示されたコンテナは19Gコンテナと、日本石油輸送さんの高性能断熱コンテナスーパーUR。どちらも未使用、まっさらぴん。新品コンテナを間近で見られるということもあり、ご来場の皆様も興味深く見学されていました。
荷票に書かれた四桁の数字
そんな中聞こえてきたのが「この数字はなんですか?」という質問。見ると、コンテナ荷票に書かれた5508という4桁の数字を指しています。この数字は貨物取扱駅コード(以下、駅コード)。貨物取扱駅には4桁、もしくは4桁に2桁の枝番がふられており、鉄道コンテナ輸送の総合管理システム「IT-FRENS」が登場する前は、荷票には発着の駅名や駅コード、列車番号などが記され、それをもとにリフト荷役作業などが行われてきました。
IT-FRENSの完全移行化は2006年。現在、帳票としてのコンテナ荷票は廃止されましたが、通運会社同士では、着発駅間のドライバー同士の意思疎通を図ったり、注意事項を伝えたりするために、今もよく利用されています。
名古屋南貨物駅から直接トラックで運ばれたコンテナですが、ちょっとした遊び心で、発駅名古屋南貨物駅のコード5408-02、そして三岐鉄道の駅コード5508のついたコンテナ荷票が差し込まれていました。
些細なことですが、このことに気が付き、興味を持っていただけたことは、名古屋臨海通運のご担当者にとっても、通運の仕事の奥深さが伝わったひとコマだったのではないかと思います。
後半は、駅コードで思い出した通運時代のあれこれをお話しします。











