Tajimi Express Co.,Ltd Presents

鉄道アーティスト・鉄等コンテナアドバイザー小倉沙耶の通運ってこんなにおもしろい!

よく見ると違いがわかる!コンテナの種類あれこれ

先日、旅先の有田オフレールステーションで、トップナンバーのコンテナに出会いました。電車や気動車、機関車などは、車両の所属などでトップナンバーを狙って探すこともできますが、日本全国を巡り、運用などにも規則性がない鉄道コンテナのトップナンバーに出会えたのは初めてのことで、大興奮!有田オフレールステーションは有田駅に隣接していて、ホームから存分にコンテナウォッチングを楽しむことができます。一見するとどのコンテナも同じように見えますが、よく見ると様々な違いがあります。

 

コンテナナンバーの頭にVという記号がつくのは、通風装置つきのコンテナです。コンテナ側面にそれぞれ上下4カ所、計8か所のスリットがあり、中のレバーを使って開閉することができます。通風装置を閉じておけば、普通のコンテナとしても使用することができます。

 

各地で梅雨入りし、どんどん気温が上がってくる季節となりました。これからの時期、九州でとれる農作物をコンテナで運ぶ際に、換気可能な通風コンテナが多用されます。すると、九州内で通風コンテナが足りなくなってしまいがち。そのため通運時代は、九州へ送る荷物になるべく通風コンテナを使用するようにしていました。各通運が協力して、九州向け荷物に通風コンテナを使用することで、JR貨物の空コンテナ回送の頻度を少なくできるよう(JR貨物は普段から、各地域のコンテナのバランスを見て適宜回送させています)努めています。

 

同じことは冬の時期の北海道にもいえること。連載第8回で、冬の時期に本州から北海道向けの輸送になるべくJOT冷蔵コンテナを利用するお話しをしました。時期や場所によって人気のコンテナがあるため、通運も駅の各コンテナの数を気にしていますし、JR貨物も注意深く動きをチェックしているそうです。

 

この時期、通風コンテナがたくさん連なった貨物列車を見ると、九州から来たのかしらと気になります。皆様もぜひチェックしてみてくださいね!

 

☆鉄道貨物輸送を紹介するページに登場させていただいています!ぜひこちらもご覧ください!
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